自社で異なる営業区域に営業所が複数か所あり、実際の運行をする営業所が契約した営業所から別の営業所に変更になった場合はどう対応すればよいのか?

注意点を解説
A会社の営業区域は、東京と千葉にあるので、運行に問題はありません。
注意する点は、回送運行する場合においては、実際の運行に沿った運送引受書を交付することが原則であり、契約時と異なる営業所から回送することになった場合も、当該車両の回送時間、距離も含めて算出する必要があります。よってこの場合は、千葉営業所からの回送時間、距離で算出しなければなりません。
ただし、当日の予期せぬ故障等、真にやむを得ないケースで他の営業所で運行することになった場合などは、バス事業者が負担すべきと考えられています。(必ず運送引受書の備考欄にその旨を明記しましょう。)
東京営業所で仕事を受け千葉営業所で運行した場合も、当たり前に東京営業所からの回送時間、距離で考えても問題ないという認識の事業者様がおりますので気を付けましょう。 |